もくじ
開運財布とは?・・・
▲画像; 唐草 金の開運財布
◎開運財布とは、読んで字のごとく「運」を開く「財布」です。
・お金が貯まる
・お金が増える
・お金が減らない
これらの意図・意味があります。
付随した意味では、
・幸せになる(円満・厄除け)
・運気があがる(受験・商売・賭け事)
・地位・名誉を得られる
などが挙げられます。
しかし、お財布はもともと、お金を入れる道具です。
財布は貨幣の発展とともに進化してきました。もともとお金を入れるだけ、持ち運びを便利にするため、お金を落とさない・なくさないために出来たものです。
つまり「お金を落とさない・便利に携帯できるもの」という解釈になり、この時点ですでに「お金が減らない」という意味を成し、「開運財布」の要素を含んでいます。
写真;現代貨幣の始まりはコインから。
開運財布の歴史
開運財布を語る上で、開運財布、更には「財布」自体の歴史に触れておく必要があります。
財布自体の始まりは欧米で17世紀が起源と伝えられています。
紙幣を入れる形状の財布の誕生です。
※この写真と本文は関係ありません
お金を入れる容器という意味では、貨幣誕生時から存在します。日本での財布の起源は江戸時代に藩紙という紙幣誕生時に始まったとされます。それ以前は袋を使用。または紐を通して使用(銭硬貨には持ち運びやすいように穴が開いていました。製造上の理由でも穴を開けていました)現在のお財布の形状になったのは更に後になります。
現在の札入れ・小銭入れ・カード入れが付いたお財布が誕生したのは1950年代前半と言われています。クレジットカードの誕生とともに現在の形状が出来上がりました。
▲写真;カードの時代の始まり
「開運財布」と呼ばれるものが世に出たのは更に後になります。むしろ近年といっても過言ではありません。
開運財布の歴史は浅く、1990年代前半頃だと思います。当時の日本はバブル後半、または はじけた頃です。お金があり余っていた時代から急降下した時期でもあります。人はお金の価値やありがたみを見直すいい機会になった時期です。ワラにもすがりたい気持ちで多くの人が占いや開運グッズを求め始めました。
そんなときに世の中を席巻したのが「黄色の財布」です。金運には「黄色の財布」の定説が始まった時代です。大きな風水ブームが日本を取り巻き、「開運財布」が誕生した瞬間でもあります。
しかし残念ながら、はっきりとした時期は不明です。ひとつの説としてとらえてくださいませ。
開運財布と吉日
どんな財布でも「吉日」と呼ばれる日にお財布を手に入れる、または使い始めれば「開運の財布」になります。
開運日・吉日とは誰もがよく知る六曜のひとつ「大安」に始まり、お金・金運にまつわる「良き日」または「良き時期」のことです。「大安」は何を始めるにも吉とされる日です。何かを始めるのにも最適とされています。新しいお財布を手に入れる、使い始めるのには最適な日ということになります。まだまだ開運日はあります、「選日」のひとつ「一粒万倍日」などもそれにあたります。開運財布を手に入れる方は開運日を知っておく必要があります。(「仏滅」に買った財布が運を開く開運財布には、なりにくいと思います。)
開運財布を手に入れる・使い始める吉日とは。
- 「大安」六曜のひとつ。何をするにも良いとされる日。何かを始めるのに適した日。
- 「一粒万倍日」選日のひとつ。少しの種が何倍にもなって返ってくるとされる日。何かを始めるのに最適な日。宝くじなどを買うのにも適した日。
- 「満月」お金が満ちる。満月の「円」は円につながる。月のパワーがもっとも大きい日である。
- 「新月」物事の始まりを意味する。財布の使い始めに適した日。
- 「寅の日」黄色と黒の金運アップ色が鮮やかな縞柄は金運の象徴とされる寅。千里の道も即座に戻ることが出来る虎の日の財布は「出ていったお金がすぐに戻る」とされる。
- 「巳の日」財運があるという「蛇」からくる開運日。中でも白蛇は財運を司る弁財天の使いとされ白蛇財布などがある。
- 「天赦日」天が万物の罪を許すとされる日。年に5,6日しかなく万事において大吉日とされる開運日。
- 「春分の日」二十四節気のひとつ。お金でお財布が「張る」という語呂合わせ。
上記は、お財布を購入するとき、使い始めるときに良いとされる開運日です。是非、この日を覚えておきましょう。いつが何の日かは開運年間カレンダーを参照ください。(開運財布関連の外部サイトです)
▲写真;錦蛇革の開運財布
開運財布の効果
今までに開運財布を持ったことがありますか?
効果がありましたか?多少はありましたか?まったくありませんでしたか?
効果がないと答えた方によくある傾向として次のようなことがあげられます。
- 欲望が強い
- 自己中心的
- 開運財布に期待が大きい
- 他力本願である
- 気づきにくい人
- 感謝が出来ない人
これらがあてはまりませんか?
開運財布を手に入れてもお金持ちになる補償はゼロです。
開運財布は前にも述べましたが、お財布です。お財布はお金を入れる道具です。ハサミなどの道具と一緒です。ハサミと紙を置いているだけでは紙は綺麗に切れません。人間が手に持って使って初めて綺麗に切れます。
開運財布を机の上に置いていても勝手にお金が増えることはありません。人間が使って初めてお金が増えたり減ったりします。ではどうすれば開運財布が開運財布になれるか。それはその人の心構えや意識を変える必要があります。
開運財布の効果を発揮させる!
開運財布の効果を発揮させるためには、使う人・持つ人の「意識」「心構え」「生き方」などが深く影響します。
開運財布を手に入れたからといって、開運するわけではありません。
開運財布を持つことをきっかけにして「開運体質」の人間に変わって下さい。持つ人の考え方・気持ちひとつで開運財布は効果を発揮しだします。
- 欲望が強い
- 自己中心的
- 開運財布に期待が大きい
- 他力本願である
- 気づきにくい人
- 感謝が出来ない人
以上、のような人は開運財布の効果を実感できにくい人です。早めに人間性を改める必要があります。
何事にも感謝する。よくないことがあったら他人のせいにするのは駄目。自分は何もしないのに他人や開運財布ばかりに頼るのは大間違いです。開運財布が効果を発揮しないのではなく、効果を気づいてあげれていないことも多々あると思います。
お金を増やす方程式は、プラスを増やすかマイナスを減らすか。このどちらかまたは両方しかありません。
開運財布を使ってもお金が増えないと嘆く人は、出ていくお金が減っていることに気付いてあげれていないのかもしれません。
増やす努力や目標を持っていますか?出ていくお金を減らすために何を考えましたか?何を節約するようになりましたか?
何もせずにお財布だけに頼るのは大きな間違いです。
金運の神様やお財布の神様がいるとすれば、コツコツ努力をしている人を応援したくてしょうがないはずです。
お財布が開運するのではなく、お財布を通して開運するように心がけてください。そうすれば必ず運が開けてきます。コツをつかめばどんどん開運できるはずです。頑張ってください♪
▲写真;昇り竜(右肩上がり)開運財布
いろいろな開運財布(開運財布の種類)
- 風水財布
- 長財布などの形状
- 金の財布(黄色・黒・茶)などの色
- 蛇革・蛇柄財布(白蛇財布)などの材質
- 職人・神社・陰陽師などにまつわるもの
いろいろな開運財布が存在します。最近の開運財布はお金に関することだけではないようです。この財布を持っていれば受験に合格する。この財布を持っていれば事業がうまくいく。恋愛運に効くなど様々です。人間の期待や願望の数だけこれからも増え続けると思います。自分の願望や期待に添うお財布が見つかればいいですね。
開運財布の種類について
【風水財布】
主に色に関係するお財布です。黄色、金、白、黒、茶色などが金運アップのカラーになります。思わぬラッキーが舞い込むピンクなどもあります。恋愛運アップにも効果があります。金色などは大きなお金が入ってくる可能性が大きいですが浪費しやすい点に注意が必要です。
【長財布】
「金持ちは長財布」というくらいお金持ちの方は長財布を愛用しています。お札を大事にする、傷めないようにする意味がありますが、二つ折りよりも札束が多く入るという意味もあります。
【購入金額】
お財布の購入価格 の200倍=年収、という方程式があります。ひとつの目安にしましょう。価格が低くても大きな開運効果を発揮するお財布もあります。それと金運UP!だけが開運ではないですよね。
【材質】
自然由来のものが◎です。ビニール・ナイロンなどは開運財布として不適です。皮革がベストです。中でもクロコダイル(わに)やパイソン(大蛇)などの大きい口で何でも丸呑みしてしまうイメージがあるものがいいようです。
【手作り】
職人さんの手作り、染め上げは開運財布には適しています。工場で大量生産されて「開運財布」です!といわれても説得力に欠けます。やはり人が愛情や情熱をいれたお財布がベストですね。
▲写真;上、財布職人 下、お財布の裁断処理後 「開運財布屋HP」より
開運財布の選び方・手に入れ方
開運財布を手に入れるのは開運財布を扱っているお店に行かなくては手に入りません。もし近くにそのようなお店がない場合は、ネットなどの通販を気軽に利用すればいいと思います。私がいつも使っている開運財布のサイトは、とても分かりやすく温かなイメージのするサイトです。取扱品目が多いのが少し難点なのですが。。。(開いたときになかったらゴメンナサイ。)お店も大事ですが自分の直感も大切です。その財布を見た瞬間に何か感じるものがあったら「手に入れてみる価値」があると思います。開運財布には当たりハズレもあります。たぶん相性だと思います。他の人が使えば運気上昇するかもしれません。もし効果があまり発揮できない場合は綺麗なうちにオークションなどで売ってしまうことも考えましょう。他の人の幸せにつながるかもしれません。そのときは開運財布の橋渡しをしてあげたと思いましょう♪ 考え方ひとつで自分の開運にもつながっていくはずです。
お財布の寿命はおよそ1000日とされています。約3年ですね。
せっかく買ったお財布もボロボロになったり、開運効果が薄れてきた場合は買い替え時です。お金のためにも定期的な買い替えは必要です。
しかし、開運と名の付くものをゴミ箱にポイっと捨てるのは少し気が引けますよね。
お財布の捨て方・処分については諸説ありますが、どれも形式ばかりにこだわっています。きちんと理にかなった方法を自分で選べば問題ありません。詳しくは別サイト「開運財布の捨て方」で詳しく説明していますので参照くださいませ。
最期に。。。
長々とココまでお付き合いいただきありがとうございます。お財布に入れる「お金」というものは貯めておくだけでは何の価値もないかもしれません。使って初めて商品を手に入れたりサービスを受けることが出来ます。自分だけが金持ちになってやろう!と考えている人ばかりの世の中ではお金が上手く流通しません。世の中全体を良くするためにも、他の人を幸せにするためにも消費することは大切なことかもしれません。開運財布を考える上でお金の使い道を考えなくては本末転倒になってしまいます。これを機に一度お金に対する考え方を見直してみていただければ幸いです。
開運財布のことをあれこれと沢山述べてきましたが、全て個人的な見解です。参考になる方がいれば、幸いです。ありがとうございました。
お金がなくなっていくように見えますか、大金が降っているように見えますか?人によって見え方は様々です♪
開運財布でみんなが幸せになりますように(祈)